プリント基板の穴あけが楽ちんなドリルスタンド

プリント基板の穴あけ楽ちんドリル

現在は、プリント基板の作成が簡単に自作できるようになりました。
しかし正確に穴をあけるのは、大変厄介です。
そこで、楽にど真ん中に開ける方法を紹介します。

★下写真 今回この基板に穴あけをします。

ここまでは、パソコンCADツール&プリンタで原稿作成。
サンハヤトの感光基板に現像エッチングすればできます。

PHOL-11

1.穴あけ

ドリルの種類

IC R C  0.9Φ
コネクタ  1.0Φ
取付穴   3.5Φ

ちなみに超硬ドリルを使用します。

プリンタOUTの時に、ランドの中心穴指示しておきます。

 

PHOL-12

2.ドリルスタンド

市販の卓上ドリルに白色高輝度LEDを埋め込みます。(下から照らすだけ!)

白く光っている部分です。

PHOL-4PHOL-3

3.中心位置だし

基板はガラスエポキシですので、光を通すことができます。
パターン部分は、銅箔ですので、光が通りません。これを利用して中心を光らせます。
中心がはっきりわかれば、作業がはかどります。

これを作成する前は、穴位置はずれるし、目は疲れるしと大変でした。

PHOL-5

4.完成

まだまだチップ部品の時代になっても、この方式は大切です。
アナログ回路の一品ものは、部品の抜き差しや、パターンの切った貼ったしないと
思ったような動きになりませんので。

●アートワーク原稿は、サンハヤト社の「アートワーク用インクジェットフィルム」

を使用します。A4でおよそ1枚500円です。今回の大きさなら半分のA5サイズに切断して使っています。

PC-310_01_L

●あると便利な切断機 こちらもサンハヤト社製 ハンドカッター

よく切れます。

 

2017年2月15日 | カテゴリー : 工作 | 投稿者 : 管理人