プリント基板の穴あけ楽ちんドリル
現在は、プリント基板の作成が簡単に自作できるようになりました。
しかし正確に穴をあけるのは、大変厄介です。
そこで、楽にど真ん中に開ける方法を紹介します。
★下写真 今回この基板に穴あけをします。
ここまでは、パソコンCADツール&プリンタで原稿作成。
サンハヤトの感光基板に現像エッチングすればできます。
1.穴あけ
ドリルの種類
IC R C 0.9Φ
コネクタ 1.0Φ
取付穴 3.5Φ
ちなみに超硬ドリルを使用します。
プリンタOUTの時に、ランドの中心穴指示しておきます。
2.ドリルスタンド
市販の卓上ドリルに白色高輝度LEDを埋め込みます。(下から照らすだけ!)
白く光っている部分です。
3.中心位置だし
基板はガラスエポキシですので、光を通すことができます。
パターン部分は、銅箔ですので、光が通りません。これを利用して中心を光らせます。
中心がはっきりわかれば、作業がはかどります。
これを作成する前は、穴位置はずれるし、目は疲れるしと大変でした。
4.完成
まだまだチップ部品の時代になっても、この方式は大切です。
アナログ回路の一品ものは、部品の抜き差しや、パターンの切った貼ったしないと
思ったような動きになりませんので。
●アートワーク原稿は、サンハヤト社の「アートワーク用インクジェットフィルム」
を使用します。A4でおよそ1枚500円です。今回の大きさなら半分のA5サイズに切断して使っています。
●あると便利な切断機 こちらもサンハヤト社製 ハンドカッター
よく切れます。