定電圧or定電流が選択できるLEDバーライトの作成2

専用LEDバーライト基板の実装してみました。

LEDバーライトのメイン回路図です。LED2以降は同じ回路になります。

基板は連結方式ですので、6個単位で限界まで、増やせます。

基板のジャンパー設定により、2パターンの点灯駆動が選べます。

1)定電圧タイプ 電流制限用に抵抗(Ω)を使用

・メリット
構造が簡単なので、故障が少ない。

・デメリット
電源が変化すると明るさも変わってしまう。
抵抗で発熱させる為、効率が悪い。


電源12Vで作成


R1 チップ抵抗 3216サイズ 300Ω/0.25W

LED 5050チップ部品 LED3個入ってます。

DB1 ダイオードブリッジ

2)定電流タイプ LED専用Driverを使用

・メリット
電源が変動しても明るさが安定している。
スイッチングによる定電流駆動で効率が良い。
発熱部がすくないので、POWER LEDに使用できる。

・デメリット
回路が複雑で故障の可能性が上がる。
LEDが壊れると他の正常なLEDに余分な電流が流れる。


電源は10V~24Vまで使用可能です。


U1 LED Driver PT4115 CL6808 どちらも流通品 約35V1.2A


L1 コイル 68uH


D1 ショットキーバリアダイオード 1Aクラス


C1 電解コンデンサ

R7:R8 電流制限抵抗
シャント抵抗(1%)を使用します。

U1 LED Driver IC 電流計算 (調光機能は使用しない)

5050LED12個点灯させます。(約8mA/1個)

I= 0.1 ÷ R7 (R8は調整用)

I= 0.1A R7=1Ω にします。

便利で安価なICです、製造国はもちろん中国 残念ながらこれが現実......

大昔この手の専用ICは、JAPAN製だったような気がするのは、自分だけかな?

チップ部品の実装にはこれを使っています。

構造はいたってシンプルなので、社内調達品で作成しました。

部品をアームで挟んで半固定させ、位置調整してから、半田付けします。

アームは塩ビ(透明)で圧力調整付です。
2018年12月9日 | カテゴリー : 工作 | 投稿者 : 管理人